登記識別情報通知書とは

登記識別情報通知は、以前「権利書」「権利証」などと呼ばれる書類でした。 土地や建物の登記名義人となった人ごとに定められ、登録名義人となった人にのみ通知されます。 登記識別情報は抵当権の設定登記をする際、抹消登記をする際、不動産の所有権移転登記をする際などに利用する書類となります。

2004年（平成16年）に不動産登記法が改正され、2005年（平成17年）3月以降、登記済権利証（登記済証）の代わりに「登記識別情報通知」で登記識別情報が通知されるようになりました。

平成17年3月以降に不動産を取得した方は、この登記識別情報通知書をお持ちのはずです。

では、登記識別情報通知には何が記載されているのでしょうか？

登記識別情報通知には主に以下の事項が記載されています。

• 不動産番号
• 受付年月日　受付番号
• 登記の目的（抵当権設定、所有権移転など）
• 登録名義人の住所
• 登録名義人
• 登記識別情報（英数字混じりの12桁）

なお、一戸建ての場合、登記識別情報通知は土地分で1通、建物分で1通発行され、不動産番号もそれぞれに発行されます。マンションの場合は建物分1通のみです。

この様に、その不動産に関わる詳細な情報が書かれている書類となります。不動産売買に際には、必要となる書類となりますので、保管されているこの書類の内容も踏まえ、必ずご確認下さい。

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