建物図面とは
売却予定の不動産に建物(住宅棟)が建っている場合は、買主様がその建物の概要を把握する為に、建物図面を用意して下さい。よく見かける間取り図のような物です。
「建物図面」とは、建物の形状および敷地との位置関係を示した図面です。
「各階平面図」は各階の形状を示し、床面積および求積方法を記載した図面です。
一般的に、建物図面と各階平面図をまとめて、「建物図面」と呼びます。
建物図面(たてものずめん)とは、建物の形状および敷地との位置関係を示した図面です。建物を新築して表題登記、および増改築して、床面積・構造の変更登記を申請するときなどに作成し、法務局に提出します。したがって、建物図面は法務局にて確認が可能です。
しかしながら、表題登記(建物表示登記)申請に建物図面の添付が必要となったのは1960(昭和35)年4月1日からで、それ以降に建築された建物については、原則として建物図面がありますが、それより前については、建物図面がないのが一般的で、昭和35年4月以降でも、昭和40年前後までは建物図面がないものも見られます。
なお、法務局に建物図面・各階平面図面が備え付けられていない場合には、建物の現況を現地にて確認するか、税務署等に備え付けられている、建物の課税に関する配置図等を確認する方法により、建物の所在を確認することができる場合があります。